森村誠一「老いる意味 うつ、勇気、夢」(中公新書ラクレ)読後メモ

 2023年に亡くなったベストセラー作家、森村誠一が自分の経験も踏まえてサラリと書いた高齢者生活読本。書いたとき著者は88歳の誕生日を迎える頃だった。

 著者が老人性うつ病と認知症を乗り越えて、前向きに生きる姿には見習うべきものがある。子どもの頃から本をたくさん読み、コツコツ努力を重ねてきたことも、彼の底力になっているのだろう。

 少しクセはあるが、高齢者生活初心者のガイドの一つとしてずいぶんと売れたようだ。